zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

2015-12-24から1日間の記事一覧

『ツレがうつになりまして』

うつの体験記として、非常に読みやすく、とっつきやすい。以前からたびたび読んでいたが、自分がうつになって少し回復してきたときに、まず読んだ本。うつに限らず精神疾患というのは同じ病名であっても、症状のあらわれ方は、十人十色で個人個人違う。治り…

『身体知と言語』

僕自身は、これはソーシャルワーカー必読の書だと思う。ソーシャルワーカーにとって、自身の身体から発する態度と言葉が武器になる。身体を鍛えるには、福祉だけでなく、広く人間と社会についての知見を身に着ける必要がある。学ばなければならないことは、…

スターウォーズ

2003年の日記を見かえすと、コメント欄に、スターウォーズ45612を改めて見直したというやり取りがあった。そして今、最新作公開に際して、やはり456123を改めて見直している僕がいる。ひっさしぶりやで、前作までどんなんやったか忘れてしまうよ…

『生物多様性』

僕は高校生のとき、生物の授業が大っ嫌いだった。担当教諭が嫌いだったことも一因だったとは思う。それ以上に、物理や数学の方が暗記しなければならないことが少なかったからだとも思う。なんでこんなに種類があるんだよ、生物め!!と好きになれなかった。…

『雨月物語』

雨月物語を読む。古典の名作で、いま読んでも普通に面白い。僕の好みは、「浅茅が宿」。 改訂版 雨月物語―現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 作者: 上田秋成,鵜月洋 出版社/メーカー: 角川学芸出版 発売日: 2006/07 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 35回 …

『せいめいのれきし』

宇宙が生まれてから星が生まれ地球が生まれ、地球の中に生命が生まれ、それから生命がつながり、人間に至り、文明が生まれる。ギリシャ以前の文明までを描く。カンブリア生命大爆発とその後の3度の大絶滅を乗り越えて、生命はいのちをつないできて現在に至…

『フランス革命史』

フランス革命について学ぶ。王が支配する封建制を打ち破ったもののその後もいろんな矛盾をはらんだ指導体制により、粛清の嵐が吹き荒れたりした。フランス革命に恐れをなした周辺諸国が手を組み、フランスを打倒しようとし、その局面を打開する過程で、ナポ…

『ナポレオン戦争全史』

フランス革命後のナポレオンによる戦争の記録が地政学的視点も交え、冷静に書かれている。 なぜナポレオンが勝ち続けることができたのか、そして衰退してきたのか。戦術的な具体的要因に言及している。 ナポレオンは戦術に革命を起こしたがゆえに勝ち続ける…

『ガリア戦記』

僕は世界が平和になることを祈っている。 でも、平和を語るには戦争を知らねばならないと思う。 戦争を知ることなく平和平和と声をからしたところで何も変わらない。昔から人間は戦争をしていた。これはユリウスがガリア地域を平定していく様子を、ユリウス…

読んだ本を載せてみよう

今年は体調が回復してきてからは、ちょこちょこ本を読んでいる。そんな本の中から印象に残っている本を載せてみようと思う。メモ程度のコメントをつけて。 図書館で自分が読んだ本の履歴を参照しようと司書さんにきいたら、個人情報保護のためにシステムから…

コンクリート文明の利便性とその限界について思う

トンネルの崩落事故がニュースになっている。ずいぶん前から、コンクリートで作った建物の老朽化、耐用年数については話題になってきた。僕も日本人住む人間のひとりとして、気に病んでいた。 先日、海外で生活する日本人を紹介するテレビ番組で、イタリアの…