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zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

これまでを ふりかえりみる 春の宵

4月になった。新年度だ。もう雪も降らない。朝夕は時々肌寒い日もあるけど、季節は後戻りしない。今日はいい天気で気分も良いので、この数年を振り返ってみる。

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2013年春、10数年勤務した職場から転職をした僕は、新しい職場で猛烈なパワーハラスメントを受けた。なんとか勤務を続けたが、もう限界というところまできて、2015年春にクリニックを受診し、うつ病との診断書が出て休職した。2016年春に退職し、知人のつてでうつ病に配慮してくれる職場で働き始めた。精神保健福祉手帳を取得し、障害者雇用枠での再就職である。企業は障害者雇用の法定雇用率の基準を超える人数を採用しておく必要がある。障害者を雇用することは企業にとってもメリットがあるのだ。勤務中、気分がすぐれなかったときなど配慮してくれるので、ありがたい。

ところで、2016年4月1日より障害者差別解消法が施行された。この法律では、障害のある人に対する「合理的配慮」を規定している。車いすの方であれば、例えば、駅のホームにエレベータをつけることなどがこれにあたるが、精神障害者である僕に対して、雇用の場で上記のような配慮をすることなども「合理的配慮」にあたるのではないか。精神障害そのものが目に見えにくいので「合理的配慮」するのも難しいかもしれないが、そういった配慮のできる職場は健康な人にとっても働きやすい職場といえる。

ともあれ、復職して1年が過ぎても、相変わらず僕はかかりつけのクリニックに通院している。2月~3月にかけて、気分が落ち込んでいて、かかりつけ医と相談し、抗うつ薬が増えた。それが効いてきたのか、4月に入ってからは、億劫さや音が気になるといった症状は改善されたように思う。

いい兆候だ。いつになったらこの病が治るのかわからないけど、いつかは治る。いつかは治るはずだ。それまでは、お薬を飲みながら気長に、焦らず、つき合っていこう。つき合っていくしかないじゃないか。高血圧や糖尿病などの慢性疾患でも、お薬を飲んでコントロールしている人はいっぱいいる。うつ病もそんな慢性疾患のひとつだと、割り切ればいい。焦らなくていい。

そう自分にいいきかせてみる、春の宵。