zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

オニさんオニさん何色がすき?~体力の限界

体力の限界を感じた。。。

娘と息子をつれて、自宅から歩いて3分くらいの公園にいく。しばらく、サッカーボール蹴ったり、木登りしたりしていると、近所に住んでいる子供が二人公園にくる。大体うちの子ど同年代。子ども4人と大人1人が同じ公園にいるという状態になり、自然発生的に遊びが発動する。しばらく、ボール投げたり滑り台したり穏当に遊んでいるが、そのうち、オニごっこがはじまる。「いろおに」という遊びで、「オニさんオニさん何色がすき?」とオニ以外の人が声をあわせて言い、オニ役が「〇〇色!」と叫ぶと皆が公園内にあるその色を触りにいく。触る前にタッチすればオニの勝ちで交代となる。

唯一の大人である僕も強制的に「いろおに」に参加することになり、最初のオニ役となる。「〇〇色!」と叫んで追いかけるのだが、6~8歳くらいのこの子供たち、めちゃめちゃすばしっこい。もうハアハア言いながら、おっさんは追いかけるのだが全然つかまらない。つかまらなければ、また「オニさんオニさん・・・」。それがエンドレスでつづく。体力の限界を感じる、ある晴れた午後の時間であった。

ところで、僕は若いころ、一人でいることが好きで、人と関わらずにいられるなら関わらずにいたいと思っていた。今も基本的にはそういう傾向がある。憩いの時間は、トイレで読書すること。だから、「世間」ということもあまり意識せずに来たと思っている。自分がいて、世の中があるだけ。気が向いたときに関わり、気が向かないときには関わらない。まあ、学業とか仕事とかはそれなりにこなしていたが。それが、カミさんと一緒になり子もできると、「世間」というものに嫌でもさらされることになる。かなり強制的な現象である。まず、家族という「世間」、そしてカミさん、子どもたちの友人・クラスメート、果ては近所の人などとも関わらざるを得なくなる。そうして、一人でいることが好きな僕にも自動的に「世間」というものの空気が入り込んでくる。

公園で「いろおに」をしているのも、「世間」の空気が僕の中に流れ込んでくる瞬間だといえる。でもまあ、おっさんになった今の僕には、これが意外と居心地良いひとときだったりする。