『自爆する若者たち』
戦争といっても、他国との戦争(防衛の場合もあれば侵略の場合も区別しがたい場合も)と、内乱がある。歴史的にそういうことが起こった原因を、ユースバルジという切り口から論じているのが面白い。
ユースバルジとは、ある程度の教育を受けていて栄養もたりている、次男坊、三男坊、四男坊が多くいて、年配のものが少ない(→後をつげるポストがない=自分の居場所がない、名誉欲を満たせる場所がない)状態をいうのかな、と自分なりに解釈してみた。正確には本書を参照されたい。
そういう状態になると、他国へ進出して居場所を求める(植民地を作るとか)か、内乱を起こして自分の居場所を作る、といった行動に出るということが、歴史を振り返るとわかる。
・・・昼ごはんの時間になったので、つづきはまた書けるときに書きます。
- 作者: グナルハインゾーン,Gunnar Heinsohn,猪股和夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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