zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

『自爆する若者たち』

 戦争といっても、他国との戦争(防衛の場合もあれば侵略の場合も区別しがたい場合も)と、内乱がある。歴史的にそういうことが起こった原因を、ユースバルジという切り口から論じているのが面白い。

ユースバルジとは、ある程度の教育を受けていて栄養もたりている、次男坊、三男坊、四男坊が多くいて、年配のものが少ない(→後をつげるポストがない=自分の居場所がない、名誉欲を満たせる場所がない)状態をいうのかな、と自分なりに解釈してみた。正確には本書を参照されたい。

そういう状態になると、他国へ進出して居場所を求める(植民地を作るとか)か、内乱を起こして自分の居場所を作る、といった行動に出るということが、歴史を振り返るとわかる。

・・・昼ごはんの時間になったので、つづきはまた書けるときに書きます。

 

自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)

自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)