zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

実家の忘年会の準備~じいちゃん的なるもの

今日は毎年行っている実家の忘年会。午前中から子供を連れて行き、準備を手伝う。実家には薪ストーブのほかに囲炉裏テーブルというべきものがある。炬燵みたいなテーブルの中がくりぬいてあり灰を入れることができる。僕は息子とともに灰の掃除をする。まきストーブからでた灰をざるでこしてきれいにしたものを、囲炉裏テーブルに入れる。バケツ2杯分で満タンになる。最初は室内で作業をしようとしたら母親から屋外でするように言われる。うっとおしいなと思いつつ、外で作業する。そういうことを言うのは3年前まではじいちゃんの役目だった。今はもう亡くなったので、代わりに母親が言うことになる。母親によるじいちゃん的発言である。

じいちゃん的なるものが必要とされる場や状況があり、じいちゃん的なるものが母親の姿を借りて発動している、とも言ってもよいかもしれない。今、最新作が上映されているスターウォーズのエピソード1で、重力場を考慮すると星があるはずのところに星が記録されていない、とジェダイが語り合う場面がある。実際にいくと星はあったのだが、共同体においても場の力で発現する、誰かによって果たされなければならない役割というかキャラクターというものは、確かにあると思う。

などと忘年会の準備をしながら、ふと頭をよぎったことをつづってみた。