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zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

コンクリート文明の利便性とその限界について思う

 トンネルの崩落事故がニュースになっている。ずいぶん前から、コンクリートで作った建物の老朽化、耐用年数については話題になってきた。僕も日本人住む人間のひとりとして、気に病んでいた。

 先日、海外で生活する日本人を紹介するテレビ番組で、イタリアの世界遺産に居住する日本人が紹介されていた。トゥルッリという石灰で仕上げた作りになっている。16世紀に造られた建物とのこと。それがまだ残っている。

 それに比べて僕たちの住むコンクリートでできた建築物は耐久年数が50年程度で老朽化が進むといわれる。高度成長期に造られた橋やトンネルが老朽化が進み、補修が追い付いていないのが現状という。

 ニュースでは、「管理が行き届いていない」とかで管理責任を追及するという論点、あるいは「怖くてトンネル通れないですよね」といったコメントが目立つが、われわれが寄って立っている、コンクリート文明の脆さを一人一人がどこまで理解できているのかが問われているように思う。

 コンクリートで作る建造物は、メリットもあり、デメリットもある。道具はあくまで道具であり、その道具をどう使っていくかが、人間の知恵である。構造的な問題であり、小手先の管理だけで対応できるものではない。