zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

ケアマネジメント事業

精神障害者のケアマネジメント事業の研修会がK市の保健所内で行なわれ、参加した。ケアマネジメントというと、介護保険のケアマネージャーを思い浮かべる人が多いと思うが、実はケアマネジメントという手法は最初、精神障害者向けに作成されたものだったのだ。現在、身体障害・知的障害精神障害の三障害すべてにケアマネジメントの手法が取り入れられようとしているが、もともとケアマネジメントというのは自分で判断することのできない人に対する支援として考えられたものなので身体障害に対するケアマネジメントは意味がないというのが、他の先進諸国における結論らしい。高齢者に対しても同様であり、自分で判断できる人に対しては大した効果はないそうだ。自分でマネジメントできるので。つまり、ケアマネジメントという手法は知的・精神障害と一部の判断力が低下した痴呆性の老人に対して効果を発揮するということである。その他いろいろ勉強になりました。