zumaのはてなブログ

この世で一番好きなのは、本を読むことと歩くこと(「ぐりとぐら」風に♪)

歌うことは気持ちいい♪

WRAP新年会の2日後に、家族とカラオケにいく。ママ友をひとり誘ったら来てくれた。彼女の娘もいたので、一緒に。まずは子供たちがひとしきり歌う。1時間ほど歌わせてから、大人も歌い始める。カラオケの部屋がお座敷になっていて、子ども連れにはちょうど良い。僕もあいかわらずぐったりしているので、座布団をまくらにして寝ころびながら参加。頭痛くなってきたら外にでたり。体調と付き合いながらやっている感じ。でも歌には癒されるというか楽しいというか、気分が解放されるような感覚がある。

歌っているうちに、そのママ友は、オザケン小沢健二)が好きということがわかる。僕も好きなのだが、ここ10年ほど全然聴いてなかった。でも歌うと思い出す。で、2人で盛り上がっていた。あるオザケンの歌で、彼女はちょっと泣いていた。歌が人に涙を流させるチカラを持っていることを目の当たりにして驚く。昨日、ふと思いついて誘ったら都合が良くて来てくれたんだけど、彼女はカラオケは10数年ぶりとのこと。なんか人生って出会いだな、と思う。ひとつの出会いがきっかけになり、埋もれていたものが、ひょっこり顔を出したりする。

さて、「歌」といえば、谷川俊太郎氏の『歌の本』。谷川氏は学校の校歌の詩をたくさん書いているが、その選集。何をかくそう、僕の母校の校歌も、谷川俊太郎作詞。ためしに歌ってみたら、今でも歌えた。この間、谷川氏の朗読ライブでサインをもらうときに、その話を本人にしたら、「あ、そうなの」と、めっちゃクールな反応だったな。 

谷川俊太郎 歌の本

谷川俊太郎 歌の本

 

 

 

 

WRAPの仲間と新年会

WRAPみえの仲間と新年会。昼食を一緒にお座敷で食べて、そのままカラオケへ。結構僕も調子が悪かったので、グタ~っと寝たりしながら、一緒に過ごす。他のみんなは結構元気そうに見える。他の人が歌う歌は、自分の持ってるレパートリー以上のものが出てきて、ああこれも出会いだなと思う。すごく気持ちの良い時間(僕は結構ぐったりしていたが、それでも)だった。同じ病気をもっている仲間といるとホッとするというのかうまく言えないけれど、そんな部分は確かにあると思う。

『戦争ごっこ』 核実験のニュースに思うこと

核実験のことがニュースになっている。

でも・・・下の動画を見ると(まあ見なくてもそうなんだけど一応)、これまでになされた核実験(というか核爆発というか)がざらっと見直せるんだけど、「はあ~」と思う。

アメリカでの最初の核実験『トリニティ』を皮切りに、ヒロシマで『リトルボーイ』、長崎で『ファットマン』、それ以降、僕が生まれた年(1975年)までにだいたい1400回程度の核実験が世界でなされているんだな、と。ヒロシマが20キロトン。その後は段々増えてメガトン単位になっている。この動画では1998年までに、2000回ちょっととなっている。

今回ニュースになっている核実験は、だいたい6~7キロトンくらいとニュースでやってた。でもこれまでの核実験は50メガトンとかそういうレベルのが何度もあり、そういうことを考えると、(今回のことは確かに脅威なのかも知れないけど)なんだかなあ、と思う。

"1945-1998" by Isao Hashimoto: CTBTO Preparatory Commission

また、放射能汚染という意味では、フクシマでの汚染は大きな問題だし、僕らにとって切実なんだけど、これまでの世界中での核実験による汚染は想像を超えるはず。まあ、なるべく人の住んでないところを選んでるんだろうけど、人はいなくても生き物はいるし、通りかかる人だっているはずだし(現にいたし)。 

『戦争ごっこ』という絵本(のようなもの)がある。一応、こども向けだと思うんだけど、内容は大人が読んでも、ずっしりと重い。だいたい冷戦時代が舞台となっていて、ソ連とアメリカがモデルになっている。今は冷戦が終わってかなり経つし、安全保障上の構造が変化しているが、本質的な部分は何も変わっていない。種としてのホモ・サピエンスとしてはほとんど変わってないわけだから当たり前といえば当たり前。使う道具が変わるだけだ。

ひとびとは、何を遊んでいるんだろう。 

せんそうごっこ

せんそうごっこ

 

『午後の最後の芝生』【#24(短編)】

午後の最後の芝生。『羊をめぐる冒険』の直後に書かれた前期短編の秀作。芝生を刈るアルバイトをしている主人公が、もうアルバイトをする理由そのものが無くなり、最後の芝生刈りをしにいく。そこで、刈り終わった後に家の中に招きいれられる。その夏のまぶしい日差しと、屋内の薄暗い空間とのコントラストが鮮やか。僕の好きな短編のひとつだ。

今日は復職(リワーク)3日目。久しぶりの職場(この部署は7年ぶり)で、ほとんど忘れている。やっているうちに少しずつ身体が思い出してくる、そんな奇妙な感触。まあ、ぼちぼちいこうと思う。

リワークで大切なことのひとつは、疲れをためないこと(精神的にも、肉体的にも)だと思う。肉体的には、つれあいにもんでもらったりしてほぐすことを試みているが、精神的には、好きな作品をさらっと眺めたりして、ほぐしてみたりしている。

 午後の最後の芝生は、初期短編とともに、『中国行きのスロウ・ボート』に収録されている。

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

 

 

 

リワーク初日

職場復帰、初出勤。

まずは、通勤し職場にいることから始める。何をしているということもないが、職場にいるだけで疲れる。挨拶まわりをする。無事、初日が終わる。

職場復帰~うつのリワークということ

 うつ病になってから仕事を休んでいたが、徐々に回復し、主治医も職場復帰に賛成してくれたので、年始から職場復帰することになった。明日が仕事始めということになる。

久しぶりに職場で働くことを思うと、緊張する。準備することは頭に浮かんでくるし、実際に準備はした。できることはやったと思う。出勤の練習もしたし、昼間寝ないで起きている練習もした。体調に配慮しながら働いていきたいと思う。

ところで、近年、精神障害があり同じような障害のある人に仕事としてかかわる「ピアスタッフ」の動きが活発になってきている。僕も相談員として勤めてきたが、病気をしたことにより、「ピア」にもなったといえる。

ピアスタッフには、ピアサポーターやピアカウンセラーと呼んだり、最近は、ピアサポート専門員という名称で育成する動きもも出てきているようだ。ピアサポート専門員の研修には、僕自身は参加したことがないが、ぜひ参加してみたい。

僕は、ピアサポーターになぞらえ、「ピア・ソーシャルワーカー」として、これから活動していきたいと思っている。  

ピアサポート専門員とは - ピアサポート專門員研修機構

 

朋(とも)あり遠方より来る、亦(また)楽しからずや

先日、マモーミモー25年ぶりに復活の記事を取り上げたが、昨日の元旦に、高校時代の友人が家族で来てくれて、家族交流ができた。考えてみると、彼とは高校以来、かれこれ25年ー四半世紀にわたる付き合いになるわけだ。

でも久しぶりに顔を合わせてみると、相応に年は重ねているし、子どももできたりと変化はあるわけだが、根本的な傾向というか性質は、お互い変わっていないように思える。家族構成もほぼ一緒。お互いの奥さんにも意外に共通項が多いことなど、旧交を温めるだけでなく、新たな発見もあった元旦の出会いだった。

小学生のための論語

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